子宮内膜症の疼痛症状に対するクルクミンの効果: 三重盲検ランダム化比較試験
2023年11月07日
Effect of curcumin on painful symptoms of endometriosis: A triple-blind randomized controlled trial Phytotherapy Research 2023 Early View https://doi.org/10.1002/ptr.8030
クルクミンサプリメントは子宮内膜症の女性の疼痛症状やQOLに影響を与えないことが示された。
Graphical Abstract
子宮内膜症の疼痛症状とQOLに対するクルクミンの子宮内膜症の疼痛症状と罹患女性のQOLに対する効果を明らかにすることを目的として実施されたランダム化比較試験による報告。
対象:子宮内膜症の女性68人。介入群(n=34)と対照群(n=34)。
方法:500mgのクルクミンカプセルまたはプラセボを1日2回、8週間摂取。
評価項目:子宮内膜症の疼痛症状、視覚的痛み、質問票によるQOL
結果:通常の痛み、最悪の痛み、視覚的痛み、QOLに統計的有意差はなかった。クルクミンの使用は子宮内膜症の女性の疼痛症状やQOLに影響を与えないことが示された。