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子宮内膜症の疼痛症状に対するクルクミンの効果: 三重盲検ランダム化比較試験

Effect of curcumin on painful symptoms of endometriosis: A triple-blind randomized controlled trial Phytotherapy Research 2023 Early View https://doi.org/10.1002/ptr.8030

クルクミンサプリメントは子宮内膜症の女性の疼痛症状やQOLに影響を与えないことが示された。

Graphical Abstract

Graphical Abstract 子宮内膜症の疼痛症状に対するクルクミンの効果: 三重盲検ランダム化比較試験
三重盲検ランダム化比較試験フローチャート/サンプリングは2021年3月に開始され、2022年2月まで続けられた。研究者が検討した200例のうち、96例の女性が研究への参加基準を満たした。8人の女性がアクセスできないため、10人が遠距離のため、10人が意欲がないため、研究から除外された。最終的に68人の女性が介入群に割り付けられ、治療期間を終了した。68人の女性全員が事後テストを受け、そのデータが分析された。

子宮内膜症の疼痛症状とQOLに対するクルクミンの子宮内膜症の疼痛症状と罹患女性のQOLに対する効果を明らかにすることを目的として実施されたランダム化比較試験による報告。

対象:子宮内膜症の女性68人。介入群(n=34)と対照群(n=34)。

方法:500mgのクルクミンカプセルまたはプラセボを1日2回、8週間摂取。

評価項目:子宮内膜症の疼痛症状、視覚的痛み、質問票によるQOL

結果:通常の痛み、最悪の痛み、視覚的痛み、QOLに統計的有意差はなかった。クルクミンの使用は子宮内膜症の女性の疼痛症状やQOLに影響を与えないことが示された。

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